一年ぶりのBMWヨーロッパ5ヵ国周遊ワインディング11日間に同行してきました。7月の前半ということもあり、成田空港は思っていたより空いていたのですが飛行機は満席。インバウンドの影響なのか機内の7割は外国人でした。
ドバイで飛行機を乗り継ぎ、やってきましたドイツ・ミュンヘン。湿度も少なく快適です。
翌日は朝にレンタルバイクの手続きを済ませて出発です。ミュンヘンから南下して、インスブルックへ向かいます。途中にはドイツとオーストリア国境があるのですが、峠らしくない森の中でした。だんだんと曇りがちの天気も回復して一安心。
3日目は高速道路のヨーロッパ橋をくぐり、イタリア国境のブレンナー峠で休憩。空も真っ青で最高です。
そして今日より本格的な峠を走ります。まずはヤウフェン峠(2,094m)から。こちらの峠は上まで道も広く、カーブも緩めで慣れるにも最適です。
峠を下り、イタリアの谷沿いワインディングを堪能してランチタイム。せっかくのイタリアなので小さな町ラブラントのホテルパノラマにてパスタをいただきました。
今日はまだ峠があります。標高では今回のツーリングではラスボスであるステルビオ峠(2,757m)。
両脇にはホテルやお土産屋、屋台が並びます。また、たくさんのライダーも集まっているので、かなりの賑わいです。
ステルビオ峠を越えても絶景道は続きます。次の峠はベルニナ峠(2,328m)です。
ここは開けた峠ですので展望が素晴らしく、また、近くを走る氷河急行も並走しています。ライダーも気持ちよさそうです。
サンモリッツで宿泊し翌日は朝から快晴!まずは古代ローマ人が建てた「峠の神殿」の柱が残るユリア峠(2,284m)を越えます。サンモリッツ側はイン川となりドナウ川を経て黒海へ、北側はボーデン湖を経てライン川となり北海へ。ちょうど分水嶺となります。
ウーリ地方を西へ西へと向かい、徐々に標高を上げていきオーバーアルプ峠(2,046m)。
道も広く参加者の皆様も楽しまれていました。ここから少し下ったところがスキーリーゾートのアンデルマットです。
さらに西へ向かい、ローヌ氷河近くのフルカ峠(2,429m)を越えて行きます。
さすがにアルプスの峠のオンパレードは体にも堪えますので、インターラーケンでは連泊してユングフラウ山を楽しんでいただきました。
旅も終盤です。スーステン峠を越えて、最後の峠のクラウゼン峠と走行してロマンチック街道終着の町であるフュッセンに到着です。
フュッセンといえば、あのノイシュバンシュタイン城。午前の早い時間でしたので待ち時間もなく最高でした。
無事にミュンヘンに到着!もちろん最後の夕食はビアホールでプロージット!
ミュンヘン旧市街も少し歩いてホテルへ。
道祖神バイクツアーの中でも歴史のある定番ツアーです。
いかがでしたでしょうか。もちろん来年も設定しますので、ぜひよろしくお願いいたします。
By 久世