2025年2月8日から14日までに実施しました台湾ツーリングの添乗レポートをお届けします。
2月8日(土)15時20分、成田空港からキャセイパシフィック航空にて台湾の桃園空港へ。モニターで機外の様子を見れるのは面白いですね。
約3時間のフライトです。
18時40分、台湾到着。春節の終わりのためか、成田空港と同じく桃園空港も物凄い混雑。バゲージクレーム周辺はコミックマーケット並みに人で溢れかえっていました。
現地ガイドと合流し、台北の街へ。
福岡空港出発組とはホテルでやっと合流。
既に21時ごろですが、無事の到着と明日からのバイク旅を記念して乾杯!!
各自好きなものを一品注文し、本場の回転テーブルを上手く使いながら全員でシェアしていただきました。メニュー表に黒のマーカーで印をつけて注文するスタイルも面白いですね。
台湾の多くのお店では、ドリンクは冷蔵庫から勝手に取り出し、最後に会計時に数えてもらいます。
翌朝は早速バイクレンタル店へ。
それぞれの車両にスマホホルダーやアクションカムを付けて出発の準備。
少し天気が怪しい中での出発でした。
台北市内の混雑を鮮やかに抜け出したら、まずは三峡老街を散策。赤レンガの建物が実に見栄えのいい、食べ歩きも楽しい場所でした。
食べ歩きしたばかりであってもお昼もしっかり美味しいものを食べに行きます!(笑)
3500元(約17500円)のコースで美味しいもの沢山でしたが、完食できず…。
美味しくてガンガン食べていくのですが、終わりかな?と思った頃にメインディッシュがドンと出てくるのが台湾のレストランです。
台湾にフルーツバス停!?長崎県小長井町のものとそっくりです。
ツーリング初日は日月潭のホテルへ宿泊。到着時は暗くて見えませんでいたが、一夜明けたら実に美しい湖でした!
湖沿いを走り、日月潭 文武廟へ。前日が曇りだったのもあり、朝から青空で本当に気持ちがいいですね。屋根瓦の黄金色と、湖と空の青のコントラストが美しい。
山間部を南下し、宿泊地である関子嶺温泉へ。台湾の山々のワインディングは角度もですが、数も半端じゃない!!いつ終わるんだ~とひたすら走り抜けます。
この区間では迷いようのない一本道のため、リードライダーである私が先行し、待ち構えて皆さんを撮影。ツアーによっては、このように皆さんと相談したうえで一部フリー走行を設けることもあります。
この日も無事に到着!山に入るとガソリンスタンドがパタッと無くなり数人ガス欠寸前で焦りましたが、これも海外ツーリングの面白さですね。
なんと、関子嶺温泉特有の泥湯が各部屋に備わる内湯で楽しめるという贅沢!皆さん共同浴場にはいかずに内湯で満足してしまったと言われていました(笑)。
ちなみに、台湾の共同浴場では水着の着用が必須ですが、水泳帽も併せて必要のためご注意を!
しかし、日本と同じく裸で入れる温泉も場所によってはあります。
翌朝も快晴!この日は走行距離が300㎞以上あるため気持ち早めに出発。
台湾の赤信号は青になるまでの秒数が表示されるので、安心してこんなアクションも取れます。
有名な台湾ドラマの舞台である『恒春古城北門』にも寄り道。
鵝鑾鼻の台湾最南端のモニュメントへ。雨も降ってきましたが残り100㎞!!
東海岸を北上。晴れていれば美しい海岸線なのですが…。
雨が多い台湾なので仕方がないですね。
雨の中の夜間走行となってしまいましたが無事に宿泊地の知本温泉へ到着。
体も冷え切っているため、自室の温泉で疲れも癒して翌日に備えます。
この日は開始から雨。
何もない海岸線を辿りながら、たまに現れるファミリーマートやセブンイレブンで休憩。コンビニを上手く使うのが台湾ツーリングのコツですね。
夕方には宿泊地である花蓮の街へ到着。花蓮では東大門夜市が有名なので、ホテルから歩いて向かいます。雨の夜に浮かぶ提灯がいい雰囲気を出しています。
台湾のスクーターの皆さんは雨の日はカッパというかポンチョを使います。雨の中走っていると、色とりどりのポンチョを見られて面白いです。三峡老街にはポンチョ専門店もありました。
東大門夜市へ。皆さん各自自由行動のはずが、偶然にも同じ場所で鉢合わせてそのまま飲み会!
このように、東大門夜市ではレストランのように屋根とイスがしっかり完備された広大な食事スペースがあるため、雨の日でも立ち食いすることなく雨に濡れずにゆっくり楽しめます。
台湾は、夜に日本人が歩いてもそこまで危険がない数少ない国だと思います。
日が暮れたあとでも夜の街散策に出掛けられるのは嬉しいですよね。
台湾ツーリングもいよいよ最終日!!
台湾の一大観光地であり、ジブリ作品の『千と千尋』でも有名となった九份老街へ。
人ごみをかき分けながら迷路のような路地を進むと、『千と千尋』の世界観のモデルとなったとも言われている昇平戯院へたどり着きました。霧がかった雨の日の九份老街を歩いていると、異世界に迷い込んだようで不思議な気分になります。
雨は降るものの、狭い通路の上には建物の庇が出ているため、そんなに濡れることはありません。三峡や東大門夜市のように、雨の多い台湾でも天気に関係なく楽しめる場所です。世界中から集まった観光客でひしめき合うため、傘よりもフード付きのカッパがお勧めです。
さあ、台北までのラストラン!途中、偶然にも十分老街から上がるランタンを見ることができました。
通勤ラッシュのスクーターの群れに飲まれながらも無事に台北帰還!!
レンタルバイクを返却したあとは、完走を記念して打上げ!!
ガイドさんお勧めのお店で、食品サンプル(本物じゃないですよね?)から好きなのを選んで、いつも通り皆でシェアして楽しい打上げでした。皆で分けてわいわいしながら食卓を囲む台湾の食文化、素敵ですよね。
日本へ帰る日です。
台湾の移動手段として大変便利なMRTを使って桃園空港へ向かいます。
まずは台北駅のMRT券売機で片道用のトークンを購入。
頭上の料金表を見ながら、日本語案内もある券売機を操作します。
トークンはこんな感じ。右の写真のようなフリーパスもあります。
改札機にてトークンをタッチし、改札内へ。
ちょっとワクワクする異文化体験です。
ツーリングが終わってから晴れるのもあるあるでしょうか・・・(笑)。
降車後、エスカレーターを上ったら桃園空港到着です。
ちなみに、台北駅のMRTでもキャセイパシフィック航空はチェックインができます。
チェックインカウンターで荷物を預けたあとは、すぐ隣のX線検査で自分の荷物の通過を待ちます。通過後、呼び出しなどなければ搭乗口へ。
キャセイパシフィック航空で台湾を後にし、全員無事に日本へ帰国。
連日の雨にも関わらず、本当に皆さん頑張ってくださいました。
雨に打たれながらも笑顔で走り切る姿はかっこよかったです!!
台湾はバイクで走って良し、食べて良しお買物して良しの、海外ツーリングが初めてという方にもお勧めの国の一つです。
今回は大型バイクでの台湾一周1週間でしたが、出発日を沢山設けてある『台湾 週末ふらっとお気軽ツーリング 4日間』のツアーもご用意しています。
お隣の国台湾でのバイク旅、ぜひ体験されてみてください。
ご興味のある方はお気軽にいつでもお気軽にご連絡ください!
以上、『台湾 温泉巡りと台湾一周 7日間』添乗レポートでした。