エクアドルバイクツアー中盤。
標高約3,600mの町、サリナスで迎えた朝。
まるでスイスのように美しい町です。
アルプスの少女ハイジの世界みたいな中、
現地のローカルガイドの案内で、あちこち見学しました。
まずはこの町の特産品を生み出すチーズ工場へ。
工場の前には、続々と周辺の農場から絞りたてのミルクが届きます。
完成したチーズ。
恐ろしいくらい安く売っていました。
この町には天然の塩を吹き出す井戸もあります。
スペイン語で塩のことを「サル」と言いますが、
「サル」がなまって「サリナス」という地名になったのだとか。
この塩とミルクでチーズを作っているそうです。
あと、この町ではチョコレートも名産だそうです。
さて、たっぷりと社会見学?ツアーを堪能したあと
バイクに乗って出発。
今日は舗装路です。
まるでヨーロッパ・アルプスのようなワインディング。
やがて、ぐんぐんと標高を上げ、荒涼とした風景に。
気が付けばこのツアー3回目の標高4,000m突破。
最高地点は4,412mでした。
ふと脇を見れば、ピクーニャの群れが!
アンデスの高地に住む野生動物です。
晴れていれば、赤道直下にもかかわらず万年雪を抱く
エクアドル最高峰チンボラソ山(6,310m)が見えたはずなのですが・・・
残念です~
ぐっと標高を下げ、本日の目的地バーニョスへ向かいます。
目の前には別の火山、チュングラウアが見えています。
再び道はオフロードへ!
このあたりは火山灰が一面に積もっています。
ダイナミックな地形の中、どんどん谷を下って行きます。
本日は「お風呂」という意味の地名のバーニョスが目的地。
その名の通り、町には温泉が沸いています。
温泉プールみたいですが、ここのお湯、意外と熱かったです!
夜、レストランで食事していると
フォルクローレの生演奏楽団が乱入してきました。
アンデスにいるんだなという実感がこみ上げてきます。
エクアドルの旅、後半はさらに標高を下げ、熱帯アマゾンへとつづきます。
(つづく)
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