西安から続いている
「シルクロード横断イスタンブールへの道」シリーズも
いよいよクライマックス。
今回は「文明の十字路、イラン」です。
まずはカタール空港でドーハへ。
乗り継ぎ時間が長かったので、一度市内に出てみました。
未来的なドーハの高層ビル群にびっくり。
改めてイランの聖地・マシュハドへ移動。
バイクを受け取り、ツーリングスタート。
車両はインドのパジャージ。
マシュハドを出発し、一路西へ向かいます。
イランの典型的なご飯、ケバブとバターライス。
これにヨーグルトやサラダが付きます。
1日を走り終え、ガソリンスタンドで給油。
世界中どこでも、ガソリンスタンドは地元の人との触れ合いの場。
夕食時にはビールで乾杯!といきたいとこですが、ここはイラン。
まったくお酒が飲めません。
でも、ノンアルコールビールは、フルーツ味の物があったりして
いろいろな種類が飲めました。
今夜は牛肉の煮込み料理でした。
幹線道路には道の駅のようなサービスエリアもあります。
サービスエリアで欠かせない物。それはモスク。
シーア派であるイランは、それほどお祈りに
熱心ではないと言われていますが、
そこは日本に神社や祠や寺がどこでもあるように
心のよりどころになるものなんだと思います。
シルクロードは現在も重要な幹線路。
トラックも多いです。
来る日も来る日もイスタンブールを目指し、西へ向かう。
イランで1番古いモスクがあると言われるダームガーンは
ピスタチオが名産でもある。
町にはピスタチオがこれでもか!というくらいあふれてました。
そして首都、テヘランに突入。
一気に交通量が増えてきます。
現地では中国製のバイクも多いですが、
こんなシールドと屋根がついたバイクを多く見かけました。
夜の町に出ると、ファーストフード店に群がる女子チームもいたりして、
イランも昔に比べてかなり華やかになったと思います。
テヘランからイスファハンまではバスで往復。
世界遺産のイマーム広場などを見学。
再びバイクに乗り、同じく世界遺産の「スルタニエ」を訪れ
さらに西へ向かう。
シルクロード時代にソ連との関係で破壊した橋なども残ってました。
テヘランからは「アジア・ハイウェイ」とも呼ばれる道を行く。
終点、タブリーズは近い!
タブリーズ近くの村、キャンドバン村にも立ち寄りました。
トルコのカッパドキアのような奇岩風景の町です。
そしてタブリーズへ。
ここのバザールも世界遺産。
夜になっても賑わう宝石バザールなどを見学し、ツアー終了。
来年のシルクロード・シリーズは、いよいよ最終章のトルコです。
ご参加いただいた方、ありがとうございました!