すでに旅は中盤に差し掛かっています。
オーストラリアのど真ん中を貫くスチュアート・ハイウェイを本日も北上。
「動物に注意」「牛に注意」と日本語で書かれた看板を眺めつつ・・・
なにやら周辺をやたら掘り返されたエリアに突入。
ここはクーパーペディ。オパールの産地です。
世界中から一攫千金を夢見てこの町にやってきて
多国籍な人種の方がそこらじゅうを堀まくっているという特殊なエリア。
そんな穴に落ちないよう、落下注意の看板が・・・
ちなみにここは映画「マッドマックス」のロケ地としても有名なところ。
連日気温は40℃を突破するようになりましたが、
幹線道路にはこのような屋根付き休憩所がときどきあって、助かりました。
空気が乾燥しているので、こんな日陰でもかなり涼しく感じました。
幹線道路を走っている限り、ガソリンスタンドもちゃんとあります。
なんとかギリギリ、ガス欠にならない距離で給油可能。
でもツアーではサポートカーが予備ガソリンを積んでいますのでご心配なく!
アウトバックでの宿泊はロードハウスが基本。
ロードハウスとは、ガソリンスタンド兼ミニマーケット兼モーテル兼居酒屋、
といったような施設。
地図では町のように書かれていても、このロードハウス1軒のみ、ということが多い。
朝は相変わらず夜明けの瞬間に出発。
この時間帯はまだ涼しくて気持ちいい!
やがて南オーストラリア州からノーザンテリトリー州に入り
エルデュンダで左折。ウルル(エアーズロック)へ向かう。
まず見えてくるのはマウント・コナー。
そして
地平線の先に赤い岩が見えてくる。
やってきました、地球のへそ。世界最大の一枚岩。
その圧倒的な存在感にただただ感動。
太陽が沈む瞬間、エアーズロックは赤く燃え上がるように
ほんの一瞬だけ光った。
まるで自らが光を発しているかのように、それは突然の、
そして、一瞬の出来事でした。
「ここまで走ってきたんだ」
飛行機で見に来るのではなく、大陸を縦断してここまで来た達成感。
でも。
実はまだ旅はようやく半分が終わった。
まだまだ旅はつづく・・・
オーストラリア爆走ツーリング 添乗レポート(その1) オーストラリア爆走ツーリング 添乗レポート(その2) ← いまココ オーストラリア爆走ツーリング 添乗レポート(最終回)