X

イタリア スクーターで走るツーリング 添乗レポート(前編)

「スクーターで走るヨーロッパ」企画第1弾!

ベスパで走るイタリア・ツーリングに行ってきました!

大都市ローマの町を一歩でると、牧歌的な風景になります。

今回の旅の相棒は125ccのベスパ。

高速道路や国道クラスの道は極力避け、

山の尾根に小さく佇む町から町へ。

ローカル・ルートを選んで走りました。

ツアー最初の見所の町、ソリアノはちょうど「栗祭り」を開催中。

通行止めのため、町にバイクは入れなかったですが、

これはこれで田舎の祭りが見られたのでラッキーだったかも?

その後、テレビCMで有名になったボマルツォの「怪物公園」へ。

有名な顔の岩「真実の口」以外にも、森の中には

いくつもの石像が点在しており、ちょっとした異次元空間を楽しめます。

ボマルツォは「怪物公園」だけが名物ではありません。

町そのものも、とても素敵です。

バイクを停めて、しばし町を散策。

この「気軽のバイクを停めて町を気軽に歩くこと」が

今回のツアーの1番の魅力です。

町を後にして、今夜の宿泊地、ビテルヴォへ向かいます。

イタリアは何と言ってもピザとパスタの国。

旧市街の中に美味しいピッツェリアを発見。

「トリュフ・クリームのキノコ・ピザ」「4種のチーズのピザ」

などを楽しみました。

翌日の行程は移動がわずか50kmのため、

朝はゆっくりと町を散策する時間を設けました。

この日はほとんど1本道のため、お客様それぞれのペースで

フリー走行。

旧市街の狭い道も石畳も、スクーターなら怖くないのがいいですね。

そして、このツアーのハイライト、

「天空の城」「死に行く町」など、数々の異名をもつ

チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへ。

度重なる地震のため、どんどん崩壊してしまっているのですが、

その姿が「天空の城」を思わせ、近年注目を浴びた小さな小さな町。

下から見上げるとまさにラピュタの世界。

町の中心には、おとぎ話のような世界がありました。

旧市街の小さなトラットリアで優雅なランチ。

シェフお勧めの幅広パスタ3種をそれぞれ。

まずは「猪肉のパッパルデッレ」

「ウンブリケッリのアマトリチャーナ」

「ウンブリケッリ」は、このあたりからウンブリア地方にかけての伝統田舎料理。卵を入れない、小麦粉と塩とオリーブオイルだけでうった手打ちパスタ。讃岐うどんのようなモチモチ感が特徴です。

そして「トリュフのウンブリケッリ」。

トリュフもこの地域が産地となっており、我々は昨日も今日もトリュフ料理を堪能しました。

のどかでグルメなツアレポート、「後編」へとつづきます。

イタリア スクーターで走るツーリング 添乗レポート(前編) ← いまココ

イタリア スクーターで走るツーリング 添乗レポート(後編)
Categories: ヨーロッパ
道祖神: