「スクーターで走るヨーロッパ」企画第1弾!
ベスパで走るイタリア・ツーリングに行ってきました!
大都市ローマの町を一歩でると、牧歌的な風景になります。
今回の旅の相棒は125ccのベスパ。
高速道路や国道クラスの道は極力避け、
山の尾根に小さく佇む町から町へ。
ローカル・ルートを選んで走りました。
ツアー最初の見所の町、ソリアノはちょうど「栗祭り」を開催中。
通行止めのため、町にバイクは入れなかったですが、
これはこれで田舎の祭りが見られたのでラッキーだったかも?
その後、テレビCMで有名になったボマルツォの「怪物公園」へ。
有名な顔の岩「真実の口」以外にも、森の中には
いくつもの石像が点在しており、ちょっとした異次元空間を楽しめます。
ボマルツォは「怪物公園」だけが名物ではありません。
町そのものも、とても素敵です。
バイクを停めて、しばし町を散策。
この「気軽のバイクを停めて町を気軽に歩くこと」が
今回のツアーの1番の魅力です。
町を後にして、今夜の宿泊地、ビテルヴォへ向かいます。
イタリアは何と言ってもピザとパスタの国。
旧市街の中に美味しいピッツェリアを発見。
「トリュフ・クリームのキノコ・ピザ」「4種のチーズのピザ」
などを楽しみました。
翌日の行程は移動がわずか50kmのため、
朝はゆっくりと町を散策する時間を設けました。
この日はほとんど1本道のため、お客様それぞれのペースで
フリー走行。
旧市街の狭い道も石畳も、スクーターなら怖くないのがいいですね。
そして、このツアーのハイライト、
「天空の城」「死に行く町」など、数々の異名をもつ
チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへ。
度重なる地震のため、どんどん崩壊してしまっているのですが、
その姿が「天空の城」を思わせ、近年注目を浴びた小さな小さな町。
下から見上げるとまさにラピュタの世界。
町の中心には、おとぎ話のような世界がありました。
旧市街の小さなトラットリアで優雅なランチ。
シェフお勧めの幅広パスタ3種をそれぞれ。
まずは「猪肉のパッパルデッレ」
「ウンブリケッリのアマトリチャーナ」
「ウンブリケッリ」は、このあたりからウンブリア地方にかけての伝統田舎料理。卵を入れない、小麦粉と塩とオリーブオイルだけでうった手打ちパスタ。讃岐うどんのようなモチモチ感が特徴です。
そして「トリュフのウンブリケッリ」。
トリュフもこの地域が産地となっており、我々は昨日も今日もトリュフ料理を堪能しました。
のどかでグルメなツアレポート、「後編」へとつづきます。
イタリア スクーターで走るツーリング 添乗レポート(前編) ← いまココ イタリア スクーターで走るツーリング 添乗レポート(後編)