鉄道ツアー第2弾が実現しました。今回は週末3日間だけのプチ旅です。
今回は台北ではなく成田から高雄に飛びました。まずは旧高雄港駅跡に建つ旧打狗駅故事館を見学。CT259号機関車等が展示してあります。これは元は日本のC55型機関車だそうです。
その後、フェリーの渡し船に5分ほど乗って対岸の旗津エリアへ。
この船、何が面白いかというと、この風景がすごいのです。船の1階はスクーター専用デッキ。支払いは切符や現金ではなく、SuicaのようなICカードを入り口でタッチするシステム。船内は一方通行になっており、船が揺れたときのために吊り革もちゃんとあります。この写真は航行中ですが、スマホ率100%です。これぞアジアな風景?
旗津には海鮮料理屋が並んでいます。店の前に並んでる好きな具材を指で指して注文。
アサリのピリ辛焼き。
白魚の天ぷら。その後、続々と料理が運ばれてきました。
再びフェリーで本土に戻り・・・
高雄名物、六合夜市へ。でもすでにお腹いっぱいで、デザートは食べられませんでした・・・
翌朝。このツアーのもう1つのテーマである、地元の朝ごはん屋へ。
選んだメニューはこんな感じ。台湾のソウルフード魯肉飯と、その他、野菜炒めや揚げ豆腐など。味噌汁も普通に出てきました。
さて、いよいよ鉄道に乗ります。急行列車に相当する「莒光号」で出発。非電化区間を走るので、先頭はディーゼル機関車R100型。
高雄市内を抜けるころ、途切れた大きな鉄橋が見えます。これは日本統治時代に日本人技師・飯田豊仁氏によって作られた下淡水渓鉄橋。統治は東洋一の長さを誇ったそうです。今は歴史遺産として保存されています。
枋寮駅からいよいよ本日のメインイベント。旧型客車の旅がここから始まります。
この列車の魅力は窓が開くこと。今は1日に1往復のみの運行。台湾南部の南廻線も電化工事が進んでいますので、この列車が走るのもあとわずか、と言われています。
平日はガラガラですが、週末は大変賑わっていました。台湾人にとっても鉄旅は大人気なのです。エアコンではなく扇風機です。約2時間半のレトロ列車の旅を楽しみました。
台東からは最新の太魯閣号で北上。週末の太魯閣号はプレミアチケット。発売と同時に売り切れるほどの人気列車。
ランチはこのあたりの名物、池上弁当。
長い列車の旅を終え、本日の目的地、礁渓温泉へ。今夜も夕食は海鮮屋台。
夕食の後、近くの温泉公園へ。金魚の足湯でまったり時間。
翌朝。今日の朝ごはんは豆乳のスープ「豆漿」とクレープのような卵焼き「蛋餅」。これに餃子や小籠包も頼んでしまい、朝からお腹パンパンになってしまいました。
天気はよくありませんが、平渓線にも乗りました。
商店の軒先を走ることで有名な「十分」雨のため閑散としていました。我々もランタンを上げることを楽しみにしていたのですが、そのまま通過。ちょっと残念・・・
最後は通勤電車で台北へ。短い日程でしたが、かなり充実していたような気がします。
ご参加していただいた皆様、ありがとうございました!