トーゴ・ベナン ブードゥー・トラック・アドベンチャー 10日間

昨年末、西アフリカのトーゴとベナンに行ってきました。元々このツアーはブルキナファソからのツアーで設定していましたが、ブルキナの治安状況によりトーゴ・ベナン ツーリングとなりました。

トーゴのロメ空港に到着

まずはホテルに行きチェックイン。その後、ロメの市内散策へ。見どころは何といっても西アフリカ最大のフェティッシュ・マーケット(呪術市場)。

フェティッシュ・マーケットの入口。1863年設立と書かれています

市場内にはブードゥー教の呪術で使う品物が所狭しと並んでいます。

様々な動物の干物などは、煎じ薬に使うようです
お守りのような人形も販売されている。呪いの人形ではないようです

市場見学後は、GS併設のスーパーで買い出しをしてホテルへ戻る。

ホテル前の運河の夕景がきれいでした
夕食はワニ肉のソテー ココナッツソースでした。完食証明書ももらえました

翌朝、ベナンに向けてツーリングスタートです。

出発前の記念写真
トーゴのビーチで休憩

トーゴ湖に到着するとバイクをピローグ(小舟)に載せて対岸へ渡ります。

トーゴ湖に到着
人力でバイクを小舟に積み込みます
合計4艘に分乗して対岸へ
対岸に到着後、船からおんぶしてもらい陸地へ

その後、モノ川を越えてベナン入国。今日の宿はアエメ湖の湖畔に建つロッジ。

Hotel restaurant Chez Theo
湖から昇る美しい朝日

翌日の朝食後は、アエメ湖のボート観光に出発です。

現地ガイドさんが漁の仕方を説明
投網の実演もありました
魚も捕れました

朝の観光後、ウィダに向けて出発です。湖畔を北上して行くと木の板だけで作られた心もとなげな橋が出現!

11月の時は増水でここは越えられなかったそうです
無事に全員通過できました

橋は何とかクリアして湖の反対側で一度休憩。

あまりに暑いので皆さんバテ気味です
木彫りのピローグもありました。これで漁に行くのでしょう

ウィダに到着してランチです。今日のお昼はローカルレストランで食べます。

チキンの煮込みとクスクス

食後はブードゥー教の聖地ウィダの観光です。まずはヘビ寺を訪れます。

ヘビ寺の門。実際は脇の入口から入る
建物内には多数のヘビが!
首に巻いて記念撮影もできます

その後、ポルトガル統治時代の砦跡に作られた歴史博物館を見学し、かつての奴隷の人達が送り出されたという還らずの門へ。

レリーフには奴隷の人達が船に連れていかれる様子が描かれています
こちらは門の裏側です

翌朝はビーチランで首都コトヌー方向へ向かいます。

締まった砂地を走る

コトヌー手前から北上して水上集落のガンビエに向かいます。

混雑した市場街を抜けて進みます

船着き場に到着後、ボートに乗ってガンビエを見学に行きます。

このボートに乗っていざ観光へ
途中、投網をする漁師の姿も
ガンビエでは生活物資などもボートで売りに来ています

水上集落内にはツーリスト用のホテルや学校、病院、教会、モスク、レストランなどほとんどすべてのものが揃っています。

カラフルなレストランも水上に建てられています

ガンビエ見学後は、船着き場に戻りお昼のレストランへ。

今日のメニューはフライドチキンとライス

昼食後は、農場地帯、線路沿いなどバラエティに富んだルートで世界遺産のアボメイに向かいます。

畑の中も走ります
時には狭いピストも抜けていきます
アボメイ到着。今日はオフロードを十分堪能しました

翌日は世界遺産アボメイの観光です。まずは王宮へ行きます。

元旦なので外からのみの見学となりました
地元の市場も見学します
アフリカの床屋さんは手書きの絵で飾られていることが多いです

アボメイ市内観光の後は、再びトーゴに向けて出発です。

ローカルルートでは川渡りもあり

国境を越えてトーゴに入国。

ナンベートダム湖畔で休憩
途中、大きなアリ塚も見かける
高台にあるホテルからのアタパメの景色

今日は、ガーナ国境に近い山岳地帯に入っていきます。まずは、舗装路でアムラメまで行きます。

サポートカーが来るまで休憩中
山岳ダートはガレ場も少なく走りやすい

途中、修道院があるので立ち寄ります。この修道院で作られたのものが売っています。帰りの空港にも売っていました。有名なのかも?

ゾーベガンの修道院
修道院隣接の売店。石鹼、胡椒、コーヒーなど様々なものがありました

今日のお昼は修道院の近くのホテルで。パリで修業したらしく美味しい食事でした。

どこか懐かしいナポリタンスパゲッティ

食後は長めに休憩を取り、今日の宿泊場所へ向かう。

ホテルに到着するとイギリス発のオーバーランドツアーの一団がキャンプしていました
夜は地元の青年団の音楽とダンスで盛り上がりました

ツーリング最終日。首都ロメに戻ります。気合を入れてと思ったらホテルからすぐの村の中のギャラリーに立ち寄ります。

カラフルなバティックの布を制作していました

いつもはお土産を買わないお客さんも、デザインが気に入ったようで皆さん壁掛け用の布を買っておりました。

ようやくロメに向けてスタートです

途中、すれ違う地元の人々が笑顔で迎えてくれます。

行く先々で地元民が手を振ってくれます
走りやすいフラットダートが続きます

昼食後は舗装路を走り、ロメのバイク置き場に到着。今回は怪我人もなくツーリングは無事終了となりました。

翌朝は日本に向けて出発です。

シンプルですが美味しいコンチネンタル・ブレックファスト
エチオピア航空でロメをあとにします

年末でしたが前半は湿気も多く暑かったので、途中2名様ほど体調を崩されましたが、無事に日本に帰ってきました。ご参加の皆様ありがとうございました。また今後のツアーをご検討中の方々は、それほどハードなコースではないので、安心してご参加ください。地元の人々の笑顔が素敵なツアーです。