目指せ世界の果てを!パタゴニアオフロード18日間レポート中編です。
さて、クエバ・デ・ラス・マノスを後に、パタゴニアの大地を走ります。このツアーの中で、もっとも魅力的な宿が、ここ、エスタンシアを改装した宿です。
エスタンシアとは、パタゴニアの大牧場のことです。しかし、そのスケールは巨大で、四国とほぼ同じ大きさの牧場もあるとか。羊や馬、牛、グアナコなどが放牧されています。このエスタンシアは、小規模ながら今もその機能は有しているものの、家屋を旅行者向けに改装した宿も経営しています。部屋はシンプルながら十分で、周りには羊や馬が草をはみ、なんとものどかな時間が流れています。
ガウチョの友、牧羊犬。牧場には、居なくてはならない存在です。おとなしくて、なつこく、そして賢い犬たち。
水場には、フラミンゴもいました。
エスタンシアの宿のお楽しみが、コルテージョ。羊の丸焼きです。炭火で、4時間ほど時間をたっぷりかけて焼きます。ここのコルテージョはとても美味。この味が忘れられず、後日レストランでコルテージョを頂いたのですが、ここの味には到底かないません。採れたての自家製サラダとともに。ぜひ、お試しを!
エスタンシアを後にし、さらに南下。国道40号線のダートが続きます。
遠い空が怪しい・・・と思っていると、大雨が降りだしました。工事中の箇所はぬかるみ、走りにくい!しかも、粘土質の土のためか、タイヤにこびりつき、フェンダーとの間に泥が詰まり、フロントホイールが回らなくなってしまうほど。仕方なく、フェンダーを取り外し、進みます。
トレスラゴス着。ここまでくればダートも終わり。雨は一気にあがり、気持ちのよい青空が広がってきました。
青い空にエメラルドグリーンのビエドマ湖。遠く向こうには、フィッツロイを望めるはずですが、今日は曇りがち。残念。そして、カラファテへ。
カラファテ到着後、翌日は旅のハイライトのひとつ、ペリト・モレノ氷河へ。徐々に巨大な氷河が近付いてきました!
まずは、展望台へ。巨大な氷河が目の前に広がります。このスケールに言葉もありません。ただ、その迫力に圧倒されるばかり。
続いて、ボートクルーズにも参加。氷河へ近づきます。
荒々しくも美しい、大迫力の氷河観光を満喫しました。
さて、旅はまだまだ続きます。今日も広大な大地が続きます。
国境で手続を終え、チリへ入国します。
天気もよし。青い空と白い雲が広がり、そして、遠くにパイネの峰が見えてきました!
続きは、次回レポートします。
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