マン島TTレース観戦ツアー8日間 添乗レポートの後編です。本日はTT zeroやスーパースポーツのレース観戦です。コースの中でも人気のバラフブリッジへ。バイクがジャンプするシーンでおなじみのポイントです。
実際目の前で見ると、かなりの距離をジャンプしているのがわかります。大迫力!そして、着地の際には、スーパースポーツのバイクとは思えないほど、車体が沈み込んでいます。中にはカウルもすってしまうバイクも。
今回はバラフの観戦では、橋の目の前に住むキムさんにお世話になりました。彼が来ているTシャツは1960年代にホンダのレーサーとして活躍、彼の親友でもある谷口尚己さんの走りを並べたオリジナルプリント。ナオミTにご満悦の様子です。
その後は天候が悪くなり、本日のレースは明日に延期。時間ができたのでマン島観光となりました。
マン島はレースだけでなくのんびりした雰囲気の島自体が非常に魅力的な所です。
こちらはダグラスからポートエリンをつなぐ蒸気機関車。機関車トーマスのモデルにもなったと言われています。
こちらはピールの町。海沿いにあるピール城も趣があり、のんびり過ごすにはとても良い所です。
ラクシーには、巨大な水車が。かつて鉱山から水をくみ出す為に作られたそうです。
レース終了後やイベント日は、コースが解放され、多くのライダーが走りを楽しんでいます。こちらは観戦ポイントとして有名なクレグナバー。コースが解放された途端、ライダーはコースへと走り出します。私たちも走りたくなってしまいます。
夜にはパブへ行くのも楽しいです。美味しいビールに、フィッシュ&チップスはいかがでしょうか。マン島を訪れた多くのライダーとの交流も楽しいひとときです。
さて、翌日は天気もよくなり、サイドカーレースの観戦へ。景色のよいグースネックへ行ってみました。海も見渡せる爽やかな所です。
サイドカーレースは迫力そのもの。サイドカーの挙動だけでなく、それを操るドライバーやパッセンジャーの動きに注目です。
そして、最終日。これまでで最も良い天気に恵まれ、ライトウェイトクラスと注目のシニアクラスのレース観戦です。最終日は各自ポイントを決め好きな場所で観戦。私はお客さんとご一緒に、クレグナバーとケートコテージへ行って参りました。マン島らしい景色が広がります。
観戦中の私たちのすぐ脇を駆け抜けていくレーサー。ケートコテージにて。
クレグナバーでは直線やコーナー侵入、立ち上がりなど、様々な角度から観戦できます。
シニアではトップ集団の競り合いが大迫力。そして、総合優勝はマイケル・ダンロップ選手の手に!
伝統あるマン島TTレースは、レーサーと観客の距離が非常に近く、大迫力のレースを楽しめるのはもちろん、TTレースを愛する多くのライダーやファンとの交流も楽しめます。まさに、私たちライダーにとっては聖地といえる場所かもしれません。また来年の開催が楽しみです。
道祖神では、8月に開催されるビンテージバイクの祭典、クラシックTTの観戦ツアーも現在大募集中です!ぜひバイクとマン島の魅力を感じてみませんか?
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