6/17発「ユーラシア最西端を目指せ!ロカ岬とアンダルシアの大地10日間」より
戻ってまいりました。
ホッカホカの添乗レポートをお送りします。
マドリッドでバイクをレンタルして、まずは古都トレドへ。
エル・グレコの名画そのまんまの風景が望めるタホ川南岸の展望台より。
今回は天候に恵まれ、ツアー全日ピーカンの晴天でした!
田舎道を走り、メリダへ向かいます。
大都市周辺以外は、出来る限り一般道や地元の田舎道をルートを選びました。
ほとんど車のいない、のどかな田園地帯を走ります。
途中の小さな町、グアダルペ。
小さい町ながらも、全スペイン世界の守護聖母を祀られており、
スペイン人にとっては聖地のひとつです。
バイクツアー2日目、ポルトガルに入国。
巨大なテージョ河にかかる大きな橋を渡ると、そこはリスボン。
このテージョ河、昨日のトレドを流れるタホ河の下流にあたります。
リスボンのベレン地区にそびえる「発見のモニュメント」。
ポルトガル全盛期、大航海時代を記念したモニュメントです。
全体の形は、かつてのスペイン・ポルトガル人の探検家に愛用された
「キャラベル船」をイメージしています。
バックには先ほど渡った4月25日大橋が見えています。
先頭に立つのは大航海時代の重要人物、エンリケ王子。
その後には、王子の実弟、数学者、航海士、天文学者などが続きます。
大海に乗り出すかつての強大な国を思い起こさせる、実にエネルギッシュな記念碑です。
リスボンから約1時間。
いよいよユーラシア大陸最西端、ロカ岬が見えてきました。
ここがユーラシア大陸最西端の地です!
「ここに地終わり、海始まる」と刻まれた記念碑。
リスボンの町で夕食の図。
バラエティ豊かなシーフード料理と
『深夜特急』に出てきた「SAGRES」ビールで乾杯。
明日はこのビールの名前が付いた岬へ向かいます。
リスボンの町を早朝に出発。
まずは町の中心地、ロシオ広場へ。
再びテージョ河を渡り、のどかなローカル道を南下します。
この区間のルートが、参加者の間で一番好評でした。
そして、もうひとつの最果ての岬、サグレスへ。
岬の先には要塞が立っています。
ここは、かつてはエンリケ王子が作った航海学校だったそうです。
同じくサグレスにあるヴィンセント岬にて記念撮影。
荒れ狂う大西洋にそそり立つ岩壁。
ユーラシア大陸の果ては、こんな感じで途切れているのです。
さあ、ここから再びスペインへ戻り、アンダルシア方面へ向かいます。
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