2019年10月4日(金)~13日(日)※もともと12日(土)帰国予定が台風19号でフライトキャンセルとなり帰れず、1日プラス
ヨーロッパとアジアの間にある、●●スタンが付く国々。日本人からすればアフリカよりも情報量が少ないんじゃないかと思われる中央アジア、だからこそ見知らぬ人々と景色がある!と企画したこの新コース、 10月に4名様にお申込み頂き、催行人数未達でしたが追加旅行代金を頂くことで実施することができました。
出発翌日の10/5(土)、カスピ海の東沿岸部のアクタウにてバイクとサポート隊と合流。
レンタルバイクは、全員SUZUKIのDR650SEのビッグタンク使用。エンジンのかかりが悪い車両もありましたが、全体的によく整備されていて走行に関係する不満は出ませんでした。荒野の中のみならず舗装路の長距離移動区間もあったので、このようなビッグオフローダーがベストバイクです。
世界一大きな湖カスピ海は、カザフスタン、ロシア、アゼルバイジャン、イラン、トルクメニスタンの5か国に面していて、その資源の取り合いになっているらしい。まさに海のような大きさで、味も海水よりちょっと薄い塩味でした!外海とは繋がっていないのに、不思議です。
10月に泳いでいるのは観光客の我々だけ。さすがに肌寒かったですが、貴重なカスピ海体験を楽しみました。
その後、慣らし運転で近場をチョイ乗りしていると、DAKAR RALLYはじめ数々のラリーで優勝しているチームKAMAZ-MASTERのカミオンを発見。彼らも偶然我々と同じホテルに宿泊していました。
朝焼けに染まるKAMAZの雄姿。バイクでもトラックでも、機能を研ぎ澄ませた車体やパーツは何よりも格好よく、意図的なデザインを上回りますね。
10/6(日)ツーリング初日、アクタウを出発してジャナオゼンへ向かう途中にある、海抜132mの古代の海底カラギエ低地。ただただ、果てしない荒野が広がります。
遠くには広大な塩湖が。できるだけ近づきたいと低地を下るが、次第に険しくなり途中で引き返してきました。
ツアー4日目 10/7(月)のハイライト、白亜の断崖絶壁ボスジラ渓谷。これぞ絶景!日本では絶対に見られない非日常空間で探検・冒険気分MAXになりました。
まだ見ぬ景色を求めて、未知なる荒野の中へ。
オフロードツアーならではの、果てしなく広がる絶景の中で貸切休憩。この上なく贅沢な時間です。
5日目10/8(火)この周辺だけ突如、不思議なほどまん丸い巨石が転がるストーンボール渓谷。360℃見事に丸い石が無数にある景色は壮観です!
割れているものも多く、中心部の材質が違うまるで卵のような石も。
現地スタッフのアレクセイが時々突然始める英語のスピーチには大爆笑!
ここにもラクダがいっぱいです。
この日のラストを飾るのは、見事に整ったシルエットで圧倒的存在感を放つシェルカラ山。
近づくとその大きさがわかります。
シェルカラ山のすぐそばに新しくできたキャンプ村にて、遊牧民の伝統住居「ユルト」に泊まりました。
テント内はベッドが8つもある広さで、エアコンも電源も完備。とっても快適!
夕食時にはミュージシャンの親子が現れて、伝統民族楽器「ドンブラ」の生ライブを鑑賞。
6日目10/9(水) 翌朝、キャンプ村オーナーからこんなすごい化石の数々を見せてもらいました。この古代の海底ウスチュルト台地には、至る所に古代海洋生物の化石が眠っています。
殺風景なガソリンスタンドで給油。
ドライレイクのような広大でフラットな地帯あり、かと思えば山登りのような場所もあり。カザフスタンの多彩なオフロードは走り応え充分でした。
広大なフィールドは、ラリーのトレーニングにもってこい。KAMAZ-MASTERのカミオンに再び遭遇。
旅の間ちょこちょこ化石探しをしていたので、現地スタッフがサメの歯の化石が取れる場所へ連れて行ってくれました。昼食後、みんなで探します。
↓この写真の中にサメの歯の化石があります。どこかわかりますか??
その後、幅が広くてフラットで走りやすいハイスピードダートを駆け抜けて、10~13世紀に洞窟を掘って造られた寺院シャクパック・アタを訪れました。
特別なパワーがあるこの場所で眠ると疲れが取れ、体の悪い部分が治るとか?
夕陽を追いかけて、この日の目的地ボウティノへ。
7日目10/10(木) 走行最終日は、カスピ海を眼前に眺められる見晴らしの良い高台のオフロードを存分に走り、アクタウへと帰りました。
8日目10/11(金)アルマトイ市内観光で乗った、カザフスタンの地下鉄のチケット。まるでおもちゃのコインのようなプラスチックの丸い板を改札に入れて通過します。
9日目10/12(土)本来この日に帰国予定でしたが、冒頭に書いたように台風19号が日本を直撃したため仁川- 成田のフライトがキャンセルとなり、追加の一泊二日韓国旅行を楽しんで、翌13(日)に無事帰国しました。
掻い摘んで書きましたが、この文章と写真では到底伝えきれない、実際に行かないとわからない本物の感動ワールドが待っているツアーです。2020年も全3回設定しておりますので、ぜひ一緒に体感しに行きましょう。ご参加を心よりお待ちしております!