ノルウェー 美しきフィヨルドに続くファンタスティック・ロード 11日間 添乗レポート(前編)

い長いコロナの影響でしばらく休眠状態だった道祖神バイクツアー。おおよそ2年半の沈黙を経て、ようやくツアー再開となりました。その第1弾は、8月4日発「ノルウェー 美しきフィヨルドに続くファンタスティック・ロード 11日間」。早くにコロナ規制を撤廃し、日常生活が戻ったノルウェーの短い夏を走ります!

まだまだ静かな成田空港からカタール航空でドーハへ。ドーハに到着すると、別世界。多くの人が行き交い、コロナなどなかったような人混みでした。

飛行機を乗り継ぎ、ノルウェーの首都オスロに到着。ぽかぽか雲が浮かぶオスロの空。気温は25℃程度で、清々しい空気を吸い込みます。

オスロのメインストリート、カールヨハン通りは、観光客など人で溢れ、マスク着用者は皆無。

到着日は簡単に街を散策したのち、まずはシーフードをいただき英気を養います。

翌朝は快晴。ここから列車でサンネフィヨルドのレンタルバイク店へ。

状態のよいバイクをレンタルし、いよいよスタートです!

一日目は牧草地や麦畑が続く快適なルートを北上。途中、ノルウェー伝統の木造教会を見学。

ヴォーグスリトの湖畔の宿へ。

夕食はトナカイのシチューをいただきました。少し濃い味ですが、美味しくいただきました。

翌日は雨。標高もあがり気温は10℃台に。

ノルウェーではたくさんのトンネルを走ります。工事が夏に集中するためか、たまに工事渋滞もありました。

たまに羊が現れるので、ご注意を!

午後には雨も上がり、幻想的なフィヨルドと山の景色が続きました。

トンネル内にロータリーがあるのは、ここノルウェーだけ。

2日目は短めのツーリング。到着後、鉄道好きにはたまらない山岳鉄道フロム鉄道でしばし観光。

いつもはフィヨルドの観光船で賑わうフロムですが、まだ観光客は少ないのか、いつもより静かな港。

翌日から天気は回復。ステーガステイン展望台からネーロイフィヨルドを望みます。ガスってしまいましたが、幻想的でこれもよし。

ここから山岳シーニックルートへ。

手付かずの荒々しい風景が広がる中、快走。

まだ雪が残る山岳シーニックルート。最高に気持ちがいいです!

雲がなんとも言えない景色を作り出してくれます。

ヨーロッパアルプスのワインディングも素晴らしいですが、ノルウェーの山岳ワインディグルートもなかなか走り応えがあります。

山から谷へ、そして、また山へ。山の向こうへ続くルートを走ってきました。

ツーリング3日目のハイライトとなるガイランゲルフィヨルドを目指します。空、雪、湖、緑とすべてが輝くノルウェーの夏。

そして、ハイライトとなるガイランゲルフィヨルドを見下ろすダルスニッバ展望台へ。これから走るルートが眼下に広がる絶景ポイント。高所恐怖症の方は、かなり足がすくみます。。。

本日は、フィヨルドビューのホテルにて、少し優雅に過ごしました。

後半に続く。

道祖神スタッフと走る国内ツーリング!春の1泊2日ツーリング

毎年恒例、「道祖神スタッフと走る国内ツーリング!春の1泊2日ツーリング」が5月28日~29日に開催となりました。
梅雨入り直前の週末は、見事に晴れ渡り、夏を思わせる気候の中、新緑がまぶしく輝く福島路をオンロード組組とオフロード組に分かれてツーリングを楽しみました。オンロード組、オフロード組のレポートです。

集合は東北自動車道矢板北PA。天気もよく、たくさんのバイクが北上していきます。今回は宿集合の方が多かったですが、ここからオンロード組とオフロード組に分かれて出発です。

オンロード組は矢板北PA集合後、スマートICを降りて県道56号線へ。しかし、ダンプや大型バスが前を塞ぎ、なかなかペースが上がりません。ようやく路肩に寄ったところでペースアップ!何故こんな狭い道に大型バスがいるのか不思議でしたが、後で調べたら、途中の山の駅からスタートするハイキングツアーでした。前日に大雨が降ったせいか、道には大きな枝や葉っぱ、水なども流れ、オフロード組の林道を走っているかのよう。ようやく道の駅たじまに無事到着。

その後、江戸時代の宿場町の面影が残る大内宿へ。こちらでは名物ねぎそばをいただきました。ねぎが辛かった〜。

食後、各自宿場内を散策。

茅葺きの葺き替えも行われていました。

大内宿からは県道を繋ぎ、会津若松市内の混雑を避ける為、喜多方経由で道の駅裏磐梯へ。休憩後、桧原湖畔を走りました。

磐梯吾妻レークラインで本日の宿、森の旅亭マウント磐梯に到着!

 

オフロード組は白河ICまでさらに北上したのち、那須高原から猪苗代湖を経由し、磐梯山を目指すルート。まずは、那須高原から羽鳥湖へと、ロッキーな林道を駆け抜けます。羽鳥湖の道の駅にてランチ。ラーメンやそば、定食をいただいた後、さらに北上します。

緑輝く林道を抜けると、視界が一気に開け、巨大な風力発電の風車群が広がりました。

日本最大級の風車群が立つ布引高原到着です。爽やかに晴れ渡った青い空が広がる高原からは、猪苗代湖や磐梯山まで見渡す絶景を楽しみました。

その後、猪苗代湖を経由。湖畔で休憩。さらに走ります。

さらに分水嶺を越えるロングダートや草木に覆われたトリッキーな林道を駆け抜け、本日の宿、マウント磐梯に到着しました。

横向温泉の良質な温泉をたっぷり楽しんだ後は、食べきれないほどボリュームたっぷりの食事をいただきました。そして、メインイベント?ビンゴ大会のはずでしたが、今回は大じゃんけん大会です。豪華?バイクアイテム、そして、特賞は道祖神バイクツアーの割引券!の争奪戦で盛り上がったのでした。

翌日は、いつもどおり自由解散ですが、前夜多いに飲み過ぎたのか、皆さんゆっくり宿を発ちました。林道組はもう少し走りたいと、5本ほど林道を走り、喜多方ラーメンを食べて解散。東北を代表する絶景道、磐梯吾妻スカイライン直結の宿だったので、皆さんで走る予定でしたが、ヒルクライムイベントのため、磐梯吾妻スカイラインを走れなかったのは残念でした。しかし、土日とも、天候に恵まれた素晴らしい春に1泊2日ツーリングとなりました。

次回は秋の開催を予定しています。秋以降は、海外ツーリングも本格的に復帰してくるのではないかという希望的観測のもと、準備を進めていますので、ぜひ海外ツーリングを目指している方もご参加お待ちしております!

皆様、ありがとうございました!

海外ツーリングの宴2022

10月30日~31日に毎年恒例、海外ツーリングの宴が開催となりました。今年は、長野県の富士見町にある立場川キャンプ場に場所を移しての開催。標高1300mの高原は、さすがに夕方~朝は冷え込み、焚火が欠かせない絶好の海外ツーリングの宴日和となりました。簡単にレポートです。

立場川キャンプ場は広大なフリーサイトがいくつもあります。今回は滝が目の前という素晴らしいロケーションをキャンプ地としました。午前からいらっしゃった方と早速ミニ焚火をスタート。秋晴れの下、日中はポカポカ。

徐々に皆さん到着。快晴に恵まれ、紅葉も見頃の今、道中も楽しいツーリングだったことでしょう。

バイク、車、テント、車中泊とそれぞれのスタイルで。キャンプ地も賑わいだしました。ちょっと冷えてきましたね。

ということで、各地で炎が燃え上がりはじめました。

各自、夕食もスタート。道祖神スタッフからは手羽や豚汁をおすそわけ。皆さんが食べたあとスタッフもいただきましたが、しょっぱかったですね。暗いためか、酒の勢いか、塩加減を誤りました。失礼!

そして、本陣の焚火を着火。大きい火はやはり暖かいです。焚火を離れられないほど、夜は気温が下がりました。過去ツアーであった方、はじめてあった方、皆さん混じって海外ツーリング談義や、どうしようもない話で盛り上がりました。豪華バイクアイテム?が当たるビンゴ大会も、やや盛り上がりました。今日は焚火が主役です!

焚火の炎は絶えず、夜遅くまで火の温もりを楽しんだのでした。

 

翌朝、急遽プチCT110ミーティングも併催。

寒い中、ご参加いただいた皆様、日帰りでいらっしゃっていただいた皆様、ありがとうございました!来年は約束の地、梅ヶ島で開催できるでしょうか?またのご参加お待ちしております。初めての方もぜひ来年、お会いしましょう!

道祖神スタッフと走る!秋の1泊2日ツーリング レポート

毎年恒例!道祖神スタッフと走る秋の1泊2日ツーリングが10月2日~3日に開催されました。簡単ですが関東組を中心にツーリングレポートです。

ちょうど緊急事態宣言などが解除となり、さらに台風一過で素晴らしい秋空に恵まれ、心も体も晴れやかにツーリングを楽しんだ2日間。今回は関東組、関西組の2グループに分かれ、富山県の五箇山をめざしました。

関東組集合場所の道の駅「風穴の里」は気持ちよく晴れ渡り、まさにツーリング日和。某イベントの開催と重なりたくさんのライダーが行ったり来たり。

昼に集合した一行は、岐阜~富山の山間に続くワインディングを走りながら、五箇山を目指します!

まずは、国道158号線、安房峠を走りました。前半はつづら折れのルートで駆け上がると長野と岐阜の県境からは、青空とのコントラストもあって周辺の山々の美しい景色が広がりました。まずはここで一息。

その後、平湯から国道471号を走り、今回のルートのメインイベント、酷道471号線へ。開かずの酷道とも呼ばれるこのルート、ラッキーなことに通過可能でした。しかし、そのルートはやはり酷道…狭い道幅に砂利、コケ、穴と酷道の名にふさわしい荒れ具合でした(必死の走りのため、写真は少ないです…)。

標識のよれよれ具合が溜まりません…。

岐阜と富山の県境にて。最も荒れた区間を走り切り、ガッツポーズです!

この後も細かなワインディングが続き、少々トラブルもありましたが、五箇山の世界遺産、相倉集落に到着。日は暮れていましたが、せっかくなので、しばし静かな合掌造り集落の散策を楽しみました。その後、宿泊先の五箇山荘へ。

道の駅「美濃にわか茶屋」からスタートした関西組は国道156号線を北上しながら、途中、白川郷の観光もたっぷり楽しみ、無事、五箇山荘へ到着。

夜は、引き続き感染対策をしつつ、飛騨牛と温泉、そして、2022年のツアー割引券など豪華?景品があたる大ビンゴ大会も楽しみました。久々に会ったツアー参加者同士、そして、初めてお会いした皆さんも、和気あいあいと久しぶりの宴を楽しんだのでした。

翌朝も見事に晴れ渡りました。家路につく方、引き続きツーリングを楽しむ方と、いつも通り三々五々に解散。最高の秋晴れと気持ちのよいツーリングルートで、楽しい2日間となりました。

次回は春の開催となります。また、ホームページやSNSで告知しますので、その頃には海外ツーリングができるようになることを祈りつつ、皆様のご参加お待ちしております。ありがとうございました。

次のイベントは、こちらも恒例のキャンプイベント、「海外ツーリングの宴」です。純粋にキャンプを楽しみ、焚火を囲みつつ、海外ツーリング話などで楽しみましょうという企画。こちらもご参加お待ちしております

⇒ご案内・お申し込みはこちらから。

山梨・長野・群馬・栃木・福島・茨城 関東をぐるりと一周 林道キャンプツーリング 5日間 添乗レポート

8月15日発「山梨・長野・群馬・栃木・福島・茨城 関東をぐるりと一周 林道キャンプツーリング 5日間」の添乗レポートです。
このツアーは道祖神バハツアーのリードライダーを務めていただいていますオフロード用品店 風魔プラス1世田谷店のバハナベこと渡辺さんと道祖神のコラボ企画。オフロードに精通する渡辺さんがリードライダーとして6県の林道をご案内、添乗員はサポートカーで同行しキャンプ道具一式を運びます。身軽に林道ツーリング&キャンプを楽しめる国内企画です。

今回は5名様にご参加いただきました!が、秋雨前線が停滞し前半は雨…交通規制もあり、ルート変更、キャンプ場変更をしつつ、安全第一でツアー1日目スタート!

 

韮崎をスタート、まずは手始めに短い林道から。林道を久しぶりに走る方もいらっしゃいましたので、ゆっくりペースでまずは肩慣らし。セロー、WR、オフロードタイヤに換装したVstrom、そして、GSでのご参加も!

 

林道を走って適度に休憩を挟みます。走ってきたルートの話題で盛り上がります。

 

晴れていれば最高でしたが、雨でもそれはそれで趣のあるひまわり畑に立ち寄ります。

 

ルート変更もあり予定していた食堂にはいけず。昼食は今回毎回お蕎麦だったような・・・美味しくいただきました。

 

1日目はルートが大きく短縮とはなりましたが、雨も降っていたので早目にキャンプ地へ。設営時と撤収時に降っていなければ御の字です。

 

近くの温泉を楽しんだ後はお楽しみの夕食です。渡辺さんと添乗員で、メニューにはこだわり?ぬきました。初日は、渡辺さんお得意のメキシカン!具材盛りだくさんのナチョス、タコスにホットドッグをいただきました。美味し~!

 

心配された天候、2日目は曇り。雨さえ降らなければOK。山梨から長野へと移動、きれいに整備された林道を快走!気持ちよさそう!

 

さらに北上し、今夜のキャンプ地、草津を目指します。

 

徐々に林道を走る感覚をつかみリラックスして林道を楽しみます。眺望がないのが残念!

 

高原に広がる壮観なキャベツ畑も霧の中…

 

この日はちょっとしたトラブルもあり、キャンプ地着が日が暮れてからとなってしまいましたが、草津の温泉を楽しみ、夕食もたっぷりいただきます。今宵は、風魔プラス1ツーリングでは定番のすき焼きです!おいしゅうございました。

 

ツーリング3日目。またしても雨にうたれる一日となってしまいましたが、なんとかキャンプ撤収。ツーリングスタートです。

 

雨でも皆さん元気いっぱいです!

 

軽やかに雨の林道を駆け抜けていきます。

 

さすがに連日雨の中のキャンプがしんどくなってきましたので、今宵はキャンプ場のコテージをお借りしました。さらに、キャンプ場には他のお客さんもおらず、我々だけで貸切となりました。好きなように使ってくださいという優しいオーナーさんのお言葉に甘え、濡れたテントやライディングウェアなどを盛大に乾かします。

 

火を眺めながら、ゆったり過ごす時間。

 

さて、キャンプ最後となる今夜のメニューは、インスタ映え間違いなしのビア缶チキンとハッセルバッグポテト、さらに夏野菜パスタです。
ビア缶チキンご開帳!熱々のチキン、練習?の甲斐あり、かな~り美味しく出来上がりました。

 

そして、ホクホクのハッセルバッグポテトも美味しい~。

 

尾瀬高原オートキャンプ場様、大変お世話になりました。広大な敷地、今度は晴れたときに宿泊したいところです。さて、4日目もスタートは雨…でしたが!

 

栃木県から福島県へと進むほど、徐々に雲間に青空が見られるようになりました。舗装林道でコマをすすめます。

 

湖畔の林道の状態はよし。前方に注意しつつ、軽やかに駆け抜けていきます。

 

緑が生い茂る夏らしい森の空気を味わいながら、ロングダートへ。楽しそ~!

 

福島県へ入ると急激に空は明るくなり、待ちに待った太陽の光が!

 

そして、今日もランチはお蕎麦です。おいしゅうございました。

 

路面はドライ、久々に太陽の光を浴びながら、皆さん気持ちよさそうにダートを駆け抜けていきます。

 

休憩がてら展望ポイントへ。すすき原にたくさんのトンボが飛び交い、幻想的な雰囲気。

 

緑豊かな東北の山々がとおくに広がります。

 

最高ですね、この景色。

 

時間が押せ押せとなってしましたので、モンゴリアビレッジテンゲルへ向かいます。最後の夜は、本場モンゴルから輸入したゲルに宿泊し、モンゴル気分を味わいます。モンゴルのツーリストゲル同様、快適に過ごせます。温泉もありますよ。

 

ディナーはBBQ!あっという間に平らげた後は、馬頭琴&ホーミーを鑑賞し、日本でのモンゴル滞在をたっぷりと楽しみました。

 

そして、いよいよ最終日となった5日目は快晴に恵まれ、大西洋に向かってラストラン!

 

北海道を思わせる牧草エリアを駆け抜け、太平洋を眺めてゴールとなりました!

 

ご参加いただいた皆様、悪天候もありましたが、林道ツーリングにキャンプ、温泉とお楽しみいただけたかと思います。ありがとうございました!
9月19日発も引き続き参加者募集中ですが、長く休みが取れないという方へ、2泊3日のショートバージョンも検討中です。林道もキャンプも慣れていないという方も、ぜひ!

ツアーのプロモーションムービーを作成しました。林道&キャンプツアーの魅力を少しでも感じていただけましたら幸いです。