カザフスタン・キルギス 天山山脈オン&オフ アドベンチャーツーリング 9日間 添乗報告

遅くなりましたが、今年の夏に実施したカザフスタン・キルギス 天山山脈オン&オフ アドベンチャーツーリングの添乗レポートです。2004年頃は毎年のように行っていた中央アジアですが、約12年ぶりに訪れた中央アジアは、町並みは近代的になっているところもありましたが、優しさは昔のままでした。

到着翌日はバイクをチェックした後、ゆっくりとアルマトイ観光からスタート。

市内を一望できるコクトべから見学

ランチはボリュームたっぷりのベシバルマック。

馬肉のベシバルマック

その後、スケートリンクとしては世界一高い場所にあるメデウへ。

市内へ戻りパンフィロフ公園や中央市場を見学。

ウェルカムディナーは中央アジア料理専門店へ。

様々な料理が食卓に並ぶ

翌朝、ツーリングスタート。

ホテル前で出発前の記念撮影

天山山脈を右手に見ながら東へ向かいます。

最初の観光地チャリンキャニオン到着。渓谷に近づくとグランドキャニオンを彷彿とさせる風景が広がる。


この日は全区間オンロードのはずでしたが、お客様の希望もありオプションでオフロードも少し走りました。

翌日はコルサイ湖の見学から。エメラルドグリーンに輝く湖水がきれいでした。

その後、キルギスの国境へ向かいます。

途中の町でチェコから来ているライダー達がいました。

ランチは初めて食べる焼きラグマン。とっても美味しかった。

国境を越えてキルギス入国。途中の草原で休憩。

その後、キルギス第4の都市カラコルで古い木造建築の三位一体教会を見学後、中央アジアの真珠といわれるイシククル湖へ。

湖畔で休憩の後、絶景が広がるバルスコーン渓谷に入ります。

徐々に標高を上げ、峠をいくつも登っていきます。



九十九折れの峠道は注意が必要です。

ようやくハイライトの標高4,020mのスエク峠に到着。

遠くの雪山は中国側の天山山脈。山の景色を堪能し、来た道を戻ります。


途中、ロシアの宇宙飛行士ガガーリンの石碑も見られる。

シルクロードの雰囲気ある道を走り

今日の宿、イシククル湖畔のユルトに到着。ユルトとはモンゴルのゲルと同様のものです。

翌日もオフロードを走り、

キルギスの鷹匠の家を訪問したり、

夕方には民族音楽を聴いたりと文化にも触れました。

ツーリング最終日は、舗装路で首都ビシュケクを目指します。

途中、シルクロード時代のブラナの塔や三蔵法師も訪れたアクベシム遺跡にも立ち寄りました。


最後はビシュケクの渋滞を潜り抜け、無事にホテルに到着。


最後の打ち上げも中央アジア料理を堪能。

ビシュケクのマナス像を見学して、帰路の途につきました。

今回も大きなケガもなく、無事に終了となりました。
このコースはキルギスの自然や文化に触れる充実したツアーですので、今年参加できなかった方、来年も設定しておりますので、皆様のご参加お待ちしております。
https://www.biketour.jp/tour/00139-kazakhstan-kyrgyzstan/

イギリス 2024 マン島TTレース観戦ツアー 9日間 添乗レポート

6月にマン島TTレース観戦ツアーに行ってきました。
今年は天候がすぐれず順延が続きましたが、何とか最終レースまで観戦することができました。それでは初日からレポートします。

マンチェスターからプロペラ機でマン島に到着。到着日は、まだ明るいけど夕方なのでホームステイ先でゆっくりと。翌日、まずはグランドスタンドへ。

名物の手書きのスコアボードは、電光掲示に変わっていました。

レース開始を待っていると、ラジオで順延のアナウンスが。マーシャル事務所の前には、雨天の為スケジュール発表は12時になると...。

仕方がないので、お店やチームブースなどを見学。


Tシャツショップやお茶などをしてグランドスタンドに戻ると更に18時以降になるとの看板が。

この時間を利用してコース一周することにしました。

バンガローには、ジョーイ・ダンロップの銅像があり、その後ろには喫茶店もできていました。

ようやく夕方からのレース開始か?


と思いきや、ウォームアップ後、雨となりレースは翌日となりました。翌日は、クレグナバーに移動して観戦です。

日本人の山中選手も参戦していました。


結局、この日はスーパーツインレースが行われた後、雨が降り他レースは翌日へとなりました。また時間が空いたので、キャッスルタウンに行きお城見学。

ツアー5日目、本来ならレース日ではなかったが、まだ予定の3レースが行われていないので、レース日ではない日もレースとなった。今日は、港町ラムジーに近いグースネックにて観戦。

サイドカーレースが始まったが、1ラップの途中でレッドフラッグが降られ中断。その後、次のスーパーストックが始まる。


グースネックの観戦場所は意外と広いので、少しずつ観戦ポイントを変えて見学が可能。再び、先程中断となったサイドカーレースが再開。


その後、ラムジーへ移動して観戦場所を確保するも、再び雨で中止となる。本当に今年は雨が多かった。更に翌日、ジャンプスポットのバラフブリッジをコース内側から見学しようと早目に行って陣取ったが、

雨となり、お客さんの希望もあったので、マン島の南西端にあるサウンドと言う場所を訪問。イギリス本土のランズエンドやコッツウォルズに似た風景を眺める。


ダグラスに戻ると雨も上がり、イギリス空軍レッドアローズの展示飛行がスケジュール通り行われた。


レース最終日となり、本当にすべてのレースが行われるのか、それとも明日の出発日に延期してしまうのか、ドキドキしながら、バラフブリッジのコース外側を陣取る。

まずはスーパースポーツレースが始まる。


ライダーによりジャンプの着地が全く違う。

その後、カークマイケルへ移動。


そしてラムジーのパーラメントスクエアからも観戦。

微動だにしないカモメが印象的だった。

最後に最高速がでるサルビーストレートへ。


今年は雨のための順延が多かったが、全てのレースを見学出来て良かった。翌日は早朝出発で帰国の途につきました。


また来年も設定しておりますので、今年参加できなかった方は、是非この迫力満点のレースを味わってみてください。

https://www.biketour.jp/tour/00152-isle-of-man-tt-race/

スペイン・ポルトガル 目指せ!ユーラシア大陸最西端とアンダルシア周遊 10日間 添乗レポート

遅くなりましたが、ゴールデンウィークに実施しましたスペイン・ポルトガルツアーの報告です。今回はレンタル店が2か所に分かれたため、到着日に市内にてレンタル手続きです。

翌日はいつものお店で手続後、出発しました。4月末なのでまだ肌寒い中、マドリッド郊外の峠でランチ休憩です。

その後、ローマ時代の水道橋の残るセゴビアを見学。

初日は大学の町サラマンカに宿泊。美しいマヨール広場を訪れながらおいしい夕食を堪能。

翌日はポルトガルに入り、最もポルトガルらしい村モンサントを訪問。

夕食はカステロ・ブランコのワインバーで美味しい生ハムを堪能。

本日は旅のハイライトの一つでもあるロカ岬を目指しますが朝から雨です。虹も出て来ました。

ようやくロカ岬へ到着。帰りに発見のモニュメントにも立ち寄りホテルへ。

今日の夕食は、ポルトガルならではのシーフード三昧です。

リスボンで折り返し、スペインを目指します。

セビリアでは大聖堂を外から見学して夕食はパエリアです。

夜のセビリアもきれいでした。

旅も後半、コルドバで市内散策をしてシウダーレアルへ。

最終日は風車の立ち並ぶコンスエグラ、トレドを経由してマドリードへ戻ります。

無事全員完走した打ち上げは、やはりパエリアです。

ツアーは事故も無く、無事に終了となりました。今回もスペイン・ポルトガルの人々のやさしさに触れるツアーでした。特に食事が美味しくお勧めなツアーの一つです。次回は10月の設定ですので、皆様のご参加お待ちしております。

めざせ世界の果てを!パタゴニア縦断ツーリング 15日間 添乗レポート(後編)

旅も中盤、カラファテからペリトモレノ氷河に向かいます。国立公園のゲートを通過して少し進むと、遠くに氷河が見えてきました。

更に進み、バイクを駐車場に停めて、徒歩で氷河の見学へ。近づくにつれ氷河の青さが綺麗に見えます。

ランチは、特別にお願いしてチョリパンを頂きました。焼きたてのチョリソをパンに挟んだだけのものですが、かなり美味しかったです。

食後は、クルーズ船に乗り、より氷河へ近づきます。

クルーズ後は、各自ホテルまでフリー走行。

翌日からさらに南下。標高も上がっていきます。

チリ国境を越えてトレス・デル・パイネ国立公園へ。

パイネ国立公園内でのキャンプ泊。

天気も良くなり、湖畔沿いをツーリング。パイネ国立公園をあとにします。

廃農場などを見学しながら、フエゴ島へ向かいます。

タイミング良く、待ち時間も無くフェリーに乗船。

ツーリング最終日は雨の中のスタートです。再び国境を越えてアルゼンチンへ戻ります。

途中立ち寄ったリオ・グランデの町にはフォークランド紛争時の戦闘機などが屋外展示されていた。

また、ガリバルディ峠を越えたところにあったMOTO CAFEには、1967年に日本を出発して1969年にウシュアイアにたどり着いた日本人のホンダ・ベンリー125(レプリカ)が展示されていた。

そして南米最南端の町ウシュアイアに到着。雨も上がってきました。

ツーリングは更に西へ向かい、アラスカを始点としたパンアメリカン・ハイウェイの終点も訪れました。

そしてウシュアイアに戻りホテル到着。皆様無事に約3,000㎞を完走しました!

今回はフライトの関係でウシュアイア到着日にさよならディナーとなりました。シーフードから熟成肉まで堪能させていただきました。

最終日は快晴の中、ビーグル水道クルーズを楽しみ、帰路の途につきました。

最後の最後にフライトキャンセルがありましたが、1日遅れで日本に戻ることができました。ご参加の皆様、どうもありがとうございました。またのご参加お待ちしております。また今回ツアーにご参加できなかった方も、数年後にはなるかと思いますが、またツアー設定しますのでご期待ください。

めざせ世界の果てを!パタゴニア縦断ツーリング 15日間 添乗レポート(前編)

2月のパタゴニアツアーに同行しましたので、報告させていただきます。パタゴニアツアーですが、今までなかなか催行に至らなかったことがありましたが、コロナ明けのせいか、今回は2月、3月共に催行となりました。
長いフライトを乗り継いで、ようやくバイクツアのスタート地点のバリローチェに到着です。

市内散策後のランチ。昼からボリュームがすごい。名物のマス料理も堪能しました。

バリローチェ到着日は雨の中を試運転。翌朝、空も晴れて本格的にツーリング開始。

途中カフェで休憩しながら、湖畔のオフロードも走りトレベリンへ。

翌日は、このツアーで一番長い距離を走ります。全区間舗装路ですが、総走行距離は550kmを超えました。

たまの休憩では、路肩には砂利が。ルタ40は、以前は全区間未舗装で深い砂利だったとのことです。

途中のランチ場所では、パンなどは売り切れでケーキのみでした。次の休憩所ではちゃんと?エンパナダも食べました。

道中、所々にガウチート・ヒルの祠を見かける。アルゼンチン版の道祖神かな?

550キロ以上走りようやく本日の宿泊地ペリト・モレノの町が見えてきました。

ペリト・モレノを出発し、今日は世界遺産のクエバ・デ・ラス・マノス(手の洞窟)を見学します。道端にはグアナコの姿も見えます。オフロードに入り、急坂を下り到着。

ヘルメットを被り見学。手形の数が半端ないです。

見学後は再びオフロードを走り、今日の宿泊地の牧場(エスタンシア)へ向かいます。

今日の夕食は羊の丸焼き「パリーシャ」です。クセも無く皆さん美味しく頂いていました。

夜は満天の星が出たようで、天の川の写真をお客様から頂きました。

牧場を出発し、オフロードと舗装路を交互に走りながらカラファテを目指します。

カラファテまであと244kmもある。

途中から徐々に山の風景が見えてきました。遠くにはフィッツロイも見えました。

ランチで立ち寄ったレストランでは、東京まで21,041kmの表示が出ていた。

後編へ続く